
タンポポ(蒲公英)は、キク科の多年生植物で、広場の芝生、歩道の脇など人に踏まれそうな場所でよく見かけます。
タンポポは背が低く、近くに他の植物があると太陽の光が当たらず、光合成がうまくできないので生きていくことができません。こ
のため、人通りが多く、普通の植物では、踏んづけられて枯れてしまいそうな場所に生えていることが多いのです。
タンポポは丈夫で、少々踏まれても、しおれたり枯れたりしないように、深く根をはり、たくましく生きています。
タンポポの特徴の一つは、そのタネが綿毛をつけていることです。
踏まれたり、蹴飛ばされたり、風に吹かれたりすることにより、綿毛が飛び、自生範囲を広げて生き延びるシステム、仕組みを備えているのだ!
蹴飛ばされることも、力にしてしまうという…
すごいなぁ!